“社会貢献”をもっと身近に。もっと気軽に。
NPOと取組むことで加速する「SDGsへの貢献」
株式会社アイシン | 2022.03
気軽に多くの社員が参加できる社会貢献のきっかけをつくりたい!
──2010年にアイシン様でTABLE FOR TWO(以下TFT)の社食メニューを開始いただいて以来、アイシングループ12社様にて多様な形のプログラムを実施してくださっています。想いや背景を教えてください。
社会貢献の新しい活動を①手軽さ②誰もが参加できる③継続性という3つの観点で検討した結果、TFTの導入を決定し、 多くの社員が参加できる社会貢献のきっかけを作りました。また、国内向けの活動が中心でしたが、 国際的な活動として幅を広げることに繋がりました。その後、グループ会社への展開を進め、 弁当形式や単品メニューでの提供、社員食堂を持たない事業所においては、 CUP FOR TWO(自販機での参加)の導入を進めてきた結果、2021年には、 国内主要のグループ12社でTFTプログラムを導入することができました。、
多くの従業員に参加してほしい!という想いがモチベーションに
──異なる規模のグループ会社様、連携して取組んでくださる食堂会社様など、様々な協議検討を重ねてくださったことを感じています。導入や継続にあたっての工夫について教えてください。
導入や継続にあたり当グループが工夫をしているポイントは3つです。
導入当時はセットメニュー(定食)での提供でしたが、おかず1品(単品メニュー)から参加できるようにし、メニューの幅を広げたことで、より手軽に 自分の好みに合わせた選択が可能となりました。 セットメニュー(定食)より喫食数を増やすことができ、多くの従業員に参加してもらうことができました。
食堂の入口にTFTのPRコーナーの設置、多くの人が使うお茶サーバーにPR掲示する等の工夫をしています。 また、POPやポスターは、TFTカラーの赤をメインに色味を統一して目立つようにデザインし、アフリカの子どもたちの笑顔の写真もたくさん活用しています。 社内イントラへも活動趣旨や実績を定期的に掲載し、社員の参加意識の醸成向上を図っています。TFTからの定期的なレポートも活用しながらPR素材の更新も図っています。
食堂会社様の協力の下、季節に合わせたイベントを開催しています。 例えば、「サンタになって給食をプレゼントしよう」というクリスマス企画では、普段より多くの従業員に食べてもらえるように、 クリスマスにちなんだメニューを提供しました。アフリカの子どもの写真にサンタの帽子を被せ、従業員の目に留まるような工夫もしました。 また、TFT導入後の周年記念イベントとして、アフリカにちなんだメニューを食堂会社様に協力していただき提供しました。
──皆さんが想いを重ねて取組んでくださっているのですね。今後の目標やプランがありましたらぜひ教えてください。
私たちは、企業も社会の一員であることを自覚し、積極的な社会への参画を通じて貢献していきたいと考えています。
当社は「自然・環境保護」「青少年育成」「まちづくり」を社会貢献活動の3本柱として、
さまざまな社会課題の解決に向け、従業員の自発的な社会参画を支援するとともに、幅広いステークホルダーと連携し、
持続可能な社会の実現に取り組んでいきます。
TFTプログラムの導入は、健康福祉に関わる社会貢献として現在、国内主要のグループ12社において完了することができました。
今後は、その他のグループ会社への拡大を進め、より多くの従業員にTFTメニューを食べてもらうことで、さらに多くの途上国の子どもたちの笑顔に繋げたいと考えます。