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Malawi マラウイ

絶対的貧困率が73.9%

マラウイは南部アフリカに位置し、1964 年に「マラウイ共和国」としてイギリスから独立しました。 一日1ドル以下で生活する人口の割合(絶対的貧困率)が73.9%と非常に高く、 近隣諸国と比較しても経済水準の底上げが必ずしも進んでいないことが伺えます。 労働人口の約80%が農業及び農業関連事業に従事しており、タバコ、紅茶、砂糖等の一次農産物が全輸出の8割を占めています。 これら農産物価格の国際市況に外貨収支が大きく左右されるため、経済構造の変革や新たな外貨獲得源の確保が課題となっています。

太陽エネルギーを利用した、
持続可能な学校菜園支援

首都のリロングウェ(Lilongwe)と中部のンチュウ(Ntcheu)にて、学校菜園支援を通じて子どもたちの栄養状態改善を目指しています。 さらに、子どもたちと地域住民は農業に必要な知識や食材・栄養などの食育、環境保全について学んでいます。 太陽エネルギーを利用した灌漑ポンプを備えた持続可能な菜園では、地域住民とともに野菜やトウモロコシを栽培し、主に野菜などの作物を売ることで学校給食に必要な分量のトウモロコシを購入しています。

環境や健康に配慮した低燃費ストーブの導入

支援地域の多くでは、「三つ石カマド」と呼ばれる石を地面に置いただけのカマドが主流ですが、 大量の薪が必要で、室内に煙が充満し、火傷や煙の吸引による健康被害のリスクがあります。 そのため、燃料効率の良いストーブの設置を進めています。 薪の使用量を最大90%削減できるため森林伐採の削減につながるほか、火傷のリスクも減り、煙が出ず早く調理することができます。

主な現地提携団体

団体名
  • Foundation for Irrigation and Sustainable Development
  • Slow Food Foundation for Biodiversity