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人生で大切にしていることや興味・関心、強みと仕事を融合させる

Risa Okonogi | 2017年入職

ケニア滞在で体験した、開発途上国の日常

──TFTで働くことになったきっかけを教えてください

大学時代にバックパックで様々な国を訪れる中で、いつか開発途上国に貢献する仕事に就きたいという思いが芽生えました。 新卒のタイミングでは社会人としての基礎を学ぶべく、民間企業への就職を希望し商社に入社しました。 実際に社会人として働いてみると想像以上に楽しい毎日で、学生時分に感じていた 「いつか国際協力に関わる仕事がしたい」という気持ちは持ち続けていたものの、 チームメンバーと何度も苦境を乗り越えるという経験を通して、仕事の楽しさにどっぷりとはまっていました。 そのような中で転機となったのは、個人的なライフイベント(夫のケニア駐在への帯同)でした。 ケニアでの滞在を経て、生まれた環境によって得られる機会の差を少しでも減らしたいと考えるようになりました。 もともと前職の社員食堂でTFTプログラムが導入されており、 仕組みを知った当初からTFTの理念やミッションに感銘を受けていましたので、求人を見つけてすぐに応募しました。

──NPOへの転身で不安なことはなかったのでしょうか

帰国してからTFTへ入職する前に、外資系企業の社会貢献部での業務を経験しました。 その仕事を通してNPOで働く方々とお会いする機会が多くあり、 自分の興味・関心のある分野で貢献したい、最終受益者と関わることができる仕事がしたいとの想いがますます強くなっていきました。 そのような経緯から、NPOで働くということに対しての不安はありませんでした。

TFTの職員は、誰もがそれぞれの人生で大切にしていることや興味・関心、強みと仕事を融合させて、 楽しく働いている人ばかりの環境です。もともと週1,2日程度のリモートワークが推奨されていたが、 コロナ禍の影響もありフルリモート制度が導入されることになりました。給与面での課題はまだあると思いますが、 副業も認められており、ライフスタイルの変化に応じて就業形態を変えているスタッフもいますので、 ご自身の目指す働き方を実現しやすい環境だと思います。

成長・活躍は自身のアイデア次第

──実際に働いてみて、いかがですか

TTFTのミッションに沿った事業であれば、自分のアイディア次第で様々な企画を提案・実行できる事が魅力だと感じています。 事業の検討はメンバー間でもよく行なっており、そういった話をする中で自分たちがワクワクすることを大切にしています。 日本にいると物理的にも心理的にも距離のある飢餓の問題に対して、 寄付者と支援先の子どもたちとのタッチポイントを日常生活の身近なところに作るマーケティングの視点にも重きを置いています。

TFTプログラムには600以上の企業が参加していますが、ビジネスマインドを持ってNPOと企業の枠を超えて社会課題の解決に取り組む事で充実感も 得られますし、その先に支援先の子どもたちの笑顔と未来に繋がっていると感じられる事も大きなモチベーションとなっています。 また、前職の経験と比較してTFTならではと感じる点は、大企業では分業化されているが故に一部分しか関われない事も、 TFTでは営業、企画、マーケティング、広報といった幅広い業務に全体を見ながら関わることができます。 時にはこれまでになかった全く新しいチャレンジや、弱みを克服しなければならない事もありますが、すごく自分が成長できる環境だと感じています。

──今はどんなお仕事をしていますか

新規事業の開発や既存事業の拡大、改善に関わる業務全般を担当しています。TFTは主にtoB向けに社会貢献活動を推進しているので、 TFTプログラムを社内で周知するための効果的なPR方法を導入企業の担当者と一緒に考える事もありますし、 既存プログラム以外の参加方法を提案する事もあります。また、現在は全てオンラインでの開催となりますが、 導入企業担当者向けの活動報告会やメディア向けの記者発表会などのイベントを実施する際は、 企画から運営まで基本的には全て自分たちで担っています。 TFTを知ってもらうための広報や定期的なレポートやSNSを通した寄付者とのコミュニケーションも大切にしており、 TFTの活動について講演する機会もありますので、自分の言葉で話したり、文章を書いたりする場面はとても多いです。

TFTのミッションやビジョンへの共感する方と一緒に働きたい」

──応募を検討している方へメッセージをお願いします

TFTでは、一人ひとりが時にアタッカー、時にセッター、時にレシーバー、さらにはボール拾いやボール磨きなどを行う事もあります。 自らチャンスや課題を見つけて実行に移す「当事者意識」と全体を見ながら状況に応じて立ち位置や役割を変える事ができる「全体最適」の視点を 持った方と一緒に働きたいです。人数の少ない組織なので、自分の仕事だけでなく組織としての成果の最大化を考えながら取り組むにあたり、 TFTのミッションやビジョンへの共感は欠かせないと思います。また、デジタル化やコロナ禍の影響で社会事業を取り巻く環境も変化しており、 世界の食の不均衡にまつわる課題解決のアプローチや既存・新規寄付者とのコミュニケーションにおいて、 新しい価値観や視点をもたらす若い感性を持つ方にぜひ来ていただきたいです