コロナ禍における社会貢献活動や社員の健康管理はどう変わったのか

こんにちは。TABLE FOR TWO Internationalの村田です。コロナ禍と言われるようになってから1年以上が経過。 何をするにも「コロナ」の枕詞がつくほどに、私たちの生活にも仕事の環境にも大きな影響を及ぼしています。 今回は、「食と健康」の課題解決を目指す私たちTFTの視点で、「コロナ禍」を考えてみたいと思います。

今年に入ってから、私たちTFTは、パートナーシップを結んでくださっている導入企業の担当者の方に協力を頂き、独自調査を行いました。

  • 調査内容:コロナ禍における社会貢献活動や社員の健康管理に関するアンケート
  • 調査期間:2021年2月25日~2021年3月10日
  • 調査対象:TFTプログラムご担当者様向け
  • 回答者数:99名

社会貢献活動はどう変わったのか

イベントやセミナー実施方法の変更、ボランティア活動の在り方の見直しが、多くの方にとって共通の課題となっているようです。 ボランティア活動には、社員同士の横・斜めのつながり創出やコミュニケーション機会、 地域社会との相互信頼関係の構築という役割があったかと思いますが、昨年はほぼ集合して何かをするということが難しかったと思います。

たとえ今後状況が落ち着いたとしても、以前のような形態に戻るということは想定しづらいのではないでしょうか。 「社員の社会貢献活動」について、2021年は新しい取り組みに着手、検証し始めている年ではないかと実感をしております。

社員の健康管理に関する課題は何か

社員の運動不足について、多くの方が課題を感じていることがわかりました。 日常的な身体活動の指標として用いられる1日の平均歩数は、コロナ禍以前から目標を下回っていましたが 新型コロナウイルス感染症の拡大以降、在宅勤務や自粛生活の広がりとともにさらに顕著になりました*1(*1リンクアンドコミュニケーション2020年8月発表の調査より)

※1日の歩行数が多いほど、心血管疾患やがんで死亡・罹患するリスクを下げる傾向があるデータは複数示されていますが、どの程度の予防効果があるかについての見解は異なります

また、社員のメンタルヘルスへの課題感が目立っています。在宅勤務等、物理的な距離感があることによって、 これまでは視界に入っていただろうちょっとした社員の変化に気づきにくい状況が発生していることが考えられます。 人との接触機会が極端に減ってしまったことによる心理的ストレスも大きいでしょう。 「ちょっとした声かけ」や「雑談」などコミュニケーションのしかけや、社員の心理状況の見える化など、 新しい枠組みや機会の検討が重要になってくると考えています。

まとめ

社会貢献活動のカタチが変わってきていることを、私たちは実感しています。 今の環境下でできる寄付活動がないか、とアイデアを持ち込んでいただき実施したのが、「心と体の健康増進キャンペーン」です。

「誰かのためになることがうれしい。自分のためにもなる。一石二鳥だ。」 TFTプログラムに参加してくれている社員の方からよく頂戴する言葉です。 ”誰かのためだけではない、自分のためだけでもない。だから続けられる”
これからもTFTでは、パートナーシップを結ぶ企業様と一緒に、新しい時代に求められる社会貢献、 及び健康づくりに関するプロジェクトを企画推進していきたいと考えています。 

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