フィリピンでは10月に学校が再開しましたが、教室での対面授業ではなく、オンライン授業と教材を使った自己学習による遠隔教育が採用されています。
休校前はバライバイ小学校で、栄養失調と診断された生徒を対象に給食を提供していました。しかし新型コロナウイルス感染症による経済状態の悪化の影響を多くの家族が受けていることから、全生徒を対象に給食の食材を詰めたパックの配布を実施しています。保護者が仕事を失った家庭や、国内の移動制限のため父親が帰郷できない家庭もあり、生徒と家族は様々な課題に直面しています。
※ 2020年10月時点の情報に基づいて作成しています。