基礎データ

  • ・国名:ミャンマー連邦共和国
  • ・首都:ネピドー(最大の都市はヤンゴン)
  • ・面積:67万k㎡
  • ・人口:5,002万人
  • ・民族:ビルマ族(約70%)、その他多くの少数民族
  • ・言語:ミャンマー語

ミャンマーは,インドシナ半島西部に位置する共和制国家であり、中国,ラオス,タイ,バングラデシュ,インドと国境を接する,東アジア,東南アジア,南アジアが出会う地政学的に重要な場所に位置しています。

社会主義政権下での閉鎖的な経済政策により,ミャンマー経済は長らく停滞を続けてきました。1988年,ネ・ウイン政権退陣を求める全国的な民主化デモにより社会主義政権が崩壊し,デモを鎮圧した国軍がクーデターにより政権を掌握しました。2010年11月,新憲法にもとづく総選挙が実施され,同月にはアウン・サン・スー・チー氏の自宅軟禁も解除されました。

ミャンマーの主要農産物は米で、農地の60%を水田が占めています。ルビー,サファイア,ヒスイなど宝石の産地としても知られており,カチン州の山岳地帯は高級なチーク材の産地でもあります。また,天然ガスは東南アジア第3位の埋蔵量を誇っております。インド洋に面した美しいビーチなどの観光資源も含めた経済的なポテンシャルをどのように活かすことができるかが,ミャンマーの今後の大きな課題です。

更なる民主化に向けて大きく動きがあるものの、未だに国内の所得格差が大きく、食料価格も高騰しています。小学校や孤児を受け入れている僧院学校の給食では、栄養に偏りがあり、子ども達は十分な栄養を補えていないという問題が課題としてあります。

*参考:外務省、The World Bank

菜園支援地域:

TABLE FOR TWOはミャンマーの子ども達の食事状況改善に少しでも役立つようにと、国際連合食糧農業機関(FAO)と協力し、2013年6月よりミャンマー国ネピドー市近郊にあるトゥザナカリ僧院学校と138番アンチァンダ村小学校での菜園費用の支援をしています。

ネピドー市:TFT支援学校(学校菜園)
学校名生徒数
トゥザナカリ僧院学校80
138番アンチァンダ村小学校147
総生徒数227

トゥザナカリ僧院学校の生徒は全員孤児。紛争地からきた子どもが多く、TFTの支援が開始するまでは子どもたちへの食事、教育費用、寝場所を全て仏僧3人と女性1人でやりくりをして提供してきました。 毎朝、子どもたちが地域を巡回して托鉢をし、地域住民からの寄付金でお米に、豆や野菜などを炒めたおかず数品、そしてミャンマーカレーのスープ(唐辛子、玉ねぎ等がベース)の食材を購入し、一日3食をお寺で提供しています。しかし、季節性があり、寄付収入が一定しないのため、お腹いっぱい満足に食事をとることができない時期がしばしばあるのが現状です。

138番アンチァンダ村小学校では9時から11時、そして12時半から15時半に授業が行われています。その間のお昼時間はほとんどの生徒が家に食事に帰ります。しかし、家に帰ってもまともなご飯がない場合が多く、残り物の白米と玉ねぎを揚げたもののようなを食事することが多く、家庭で摂取している栄養価は低いといった状況です。 一方、地域の就学率は75%程度で、残り25%の子どもたちはは家庭が貧しいために必要経費(学費は無料だが、文房具など)が払えず、学校へ通う代わりに家の手伝いをしなければならない現状にあります。

菜園への期待:

野菜が育つ環境とインフラを整えることから始まり、その菜園で採れる野菜(とうもろこし、かぼちゃ、豆、マッシュルーム、唐辛子)を用い、子ども達の給食に不足している栄養分を摂取できる給食支援を行っています。菜園を設けることにより、長期にわたって持続可能かつ自立可能なプロジェクトとして進めています。

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